【体験談】スキルのないおじさんが副業で稼ぐには?

いつもは、履歴書や面接で使える(かもしれない)志望動機をブログに書いてばかりいる中高年の私ですが、実は給料以外の収入を増やすために今までたくさんの副業をやってきました。

特別な資格を持っているわけでもなく、高度なプログラミングができるわけでもないので、大きく稼げるような副業はできませんでしたが、スキルのない中高年のおじさんでもやり方次第でそれなりに稼ぐことはできます。

そこで今回はいつも書いている履歴書や面接の志望動機ではなく、スキルのない私のような中高年のおじさんがどのようにして副業で稼げるようになったかどのような副業でいくらくらい稼いでいるのか、を紹介します。

サラリーマンは楽じゃない

「会社の給料は全然上がらない、でも物の値段は毎年上がる。こんな状態のまま老後を迎えたらどうしよう…」
「転職しようにも年齢を考えると年収アップは見込めないし、特別なスキルも無い。このまま今の会社で我慢するのか…」

私自身、就職氷河期に大変な就職活動を経て入った会社も、ストレスや長時間労働で退職を余儀なくされ、数年間のニート生活を経験することに。

その後、地元の会社に入って何とか自活できるようになったものの、ゆとりある生活を送るためにはもう少し収入を増やしたい。

人によってはスキル・経験を積んで高収入の仕事に転職するのかもしれませんが、ストレス耐性の無い私には無理そうなので、副業の道に進むことに。

どんな副業を検討したのか

スキルのない私のような中高年のおじさんが副業で稼ぐために、以下のような方法を検討しました。

趣味や特技を活かした副業

趣味や特技を生かして、手作り品の販売やオンラインでの教室の開設などを行うこと。例えば、手芸や料理、音楽など、得意な分野を活かして収入を得ることができます。

とはいったものの、私にはこれといった趣味もなく、スキル・特技も無いため難しい分野の副業です。

フリーランスの仕事

スキルはないとは言っても、他の人と比べたら何かしらの得意なことや経験を持っているかもしれないと思い、クラウドソーシングサイトのクラウドワークスに登録してみることに。

アフィリエイトやブログ運営

インターネット上でのアフィリエイトやブログ運営を通じて収入を得ることも可能です。特に趣味や興味がある分野について情報発信を行い、広告収入やアフィリエイト収入を得ることができます。

今ご覧になっているこのサイトもアフィリエイトを使ったブログです。もっとスキルがあればデザイン性の優れたサイトにすることもできるんでしょうけどね~

オンライン調査やタスクの受注

オンラインで行われるアンケート調査やタスクの受注など、比較的簡単に参加できる仕事もあります。これらの仕事を通じて、副収入を得ることができます。

アンケートに特化したサイトもありますが、クラウドソーシングサイトでも各種アンケートの募集がかかったりします。

教育やコンサルティング

過去の経験や知識を活かして、教育やコンサルティングの仕事を行うことも考えられます。例えば、経営やマーケティング、ライフコーチングなど、自身の経験や知識を活かして他者にアドバイスや指導を行うことができます。

ただし私には他の人に指導できるほどのスキル・知識・コミュニケーション力も無いため却下しました。

以上、スキルのない中高年の自分でもできそうな副業について検討した結果、

・アフィリエイト
・クラウドソーシングサイト(クラウドワークス)

の2つで進めていくことになりました。

また上記の副業を進めていく上で、できる限り費用をかけないということを一番に考えました。

副業の闇

中高年のおじさんである私はほとんどやらないのですが、SNS等では怪しい副業・アフィリエイトの募集がたくさんあるそうですね。

その中でも特に、初期費用として高額な費用を請求される事例があり、以下のような募集があったら注意する必要があります。

登録料や参加費

特定の副業・アフィリエイトプログラムに参加するために、参加者から登録料や参加費として金額を要求します。参加者はこれらの費用を支払うことで、副業・アフィリエイトプログラムに参加できると思わされますが、実際には詐欺であることが多いようです。

教材費用

副業・アフィリエイトに関する教材や情報を提供すると称して、高額な教材費用を請求します。参加者はこれらの教材を購入することで、副業・アフィリエイトで成功するための秘訣を学べると騙されますが、実際には役立たない情報やコピーされた情報であることが多いようです。

スターターパックやビジネスキット

副業・アフィリエイトを始めるためのスターターパックやビジネスキットと称して、高額な費用を要求します。参加者はこれらのキットを購入することで、副業・アフィリエイトビジネスをスタートさせることができると思わされますが、実際には詐欺であることがほとんどのようです。

これらの初期費用は、参加者が副業・アフィリエイトビジネスに参加する際に支払うことになりますが、その多くが詐欺であることに注意が必要です。正当な副業・アフィリエイトプログラムやビジネスでは、登録料や参加費を要求することは稀であり、また教材やキットも適切な価格で提供されます。

スキルが無くても副業を始められた理由と収益額(アフィリエイト)

・アフィリエイト
・クラウドソーシングサイト(クラウドワークス)

上記の2つを中心に副業を始めたわけですが、最初はアフィリエイトから始めました。

新卒で就職した会社を半年で退職してから2年ほどニートをしていて時間だけはたくさんあったので、昼夜逆転の生活をしながらゲーム・ネット三昧の生活を送っていました。そんな中でふと「アフィリエイト」という胡散臭いキーワードを知ることとなり、どうせ無料ならばとやってみたわけです。

スキルがなくてもアフィリエイトができた理由として、単純に簡単だったからです。日々の日記代わりに無料のブログをやっていて、そこにアフィリエイトの広告を載っけるだけでしたので。ただ、半年間くらいはほとんど収益が出ませんでした。費用もかかっていなかったのでそれほど気にはしていませんでしたが。

収益が出始めるタイミングは人ぞれぞれなんでしょうが、私がうまくいった理由として考えられるのは、自分のサイトにアクセスしてくれる人の数を増やすことを真剣に考え始めたからだと思っています。いわゆるSEOというやつです。

複数のサイトを作ってコンスタントにアクセス数を稼げるようになってからは平均して5万円~10万円/月くらいは収益を上げられるようになり、そのタイミングでニートを卒業して地元の会社に就職してからは会社の給料に加えてアフィリエイトの収益も入ってきたので、比較的余裕のある生活ができるようになりました。

スキルが無くても副業を始められた理由と収益額(クラウドソーシングサイト)

アフィリエイトのおかげで比較的余裕のある生活ができるようになってきましたが、ライバルが増えてきたことと自分のスキルが追いついていかなかったこともあり、少しずつアフィリエイトの収益が低下してきました。

そこで、当時少しずつ知られてきていたクラウドソーシングサイトのクラウドワークスに登録してみました。

クラウドソーシングサイトというと、高度なプログラミングスキルやコンサルティング能力が必要になると思われますが(確かに、そういったスキル・能力があると高単価の案件を取れやすい)、多くの案件を見てみると簡単なものも多いんです。

クラウドソーシングサイトで見つけることができる簡単な案件には、次のようなものがあります。

データ入力

テキストや数字などのデータを入力する作業です。ExcelやGoogleスプレッドシートへのデータ入力や、アンケート回答の集計などが含まれます。

アンケートの回答

企業や研究者からのアンケートに答える仕事です。主に質問に対する回答を入力するだけで、比較的簡単にできる作業です。

写真のタグ付け

画像に対してキーワードやカテゴリを付与する作業です。画像を見て適切なタグを付けるだけなので、特別なスキルが必要ありません。

商品の説明文の作成

ECサイトやオンラインショップで使用する商品の説明文を作成する仕事です。商品の特徴や説明を簡潔にまとめることが求められます。

音声の文字起こし

音声ファイルや動画から言葉を文字に起こす作業です。聞き取った内容を文字として入力するだけなので、特別な技能は不要です。

これらの案件は、特別なスキルや経験がなくても取り組める比較的簡単な仕事です。しかし、依頼主の要求に正確に応えることが求められるため、注意深さや正確さが必要です。

クラウドソーシングサイトには私のようなスキルのない中高年のおじさんでも取り組みやすい案件も多いわけですが、私自身はデータ入力やリサーチ系の案件をメインに引き受けています。これは本業に近い仕事内容で慣れているということもありますが、件数をこなせばそれだけ収益が見込めるという理由もあります。

収益は案件次第というところが大きいのですが、だいたい1万円~5万円/月くらいにはなっています。

会社員が副業をするメリット

副業をすることで追加の収入を確保できる可能性があることを説明してきましたが、実は副業には追加の収入以外にも様々なメリットがあります。

スキルや経験の向上

副業を通じて新しいスキルや知識を身につけることができます。これは、現職でのキャリアアップや将来の転職にも役立ちます。

とはいえ、本当に転職に役立つか?と聞かれたら難しいかもしれません。ただし、本業以外で触れることの無いような業界を知ることができるというのは本当に新鮮です。

自己成長の機会

副業を通じて、自己実現や挑戦の機会を得ることができます。自分の興味や関心に合った活動に取り組むことで、より充実した人生を送ることができます。

リスク分散

1つの収入源に依存せず、複数の収入源を持つことで、リスクを分散することができます。特に、経済的な不況や会社のリストラなどのリスクを軽減する効果があります。

ストレス耐性の低い自分にとってはこれが非常に大きいです。今勤めている会社が倒産したりして路頭に迷ったらどうしようという不安が少し解消されます。

ワークライフバランスの向上

副業をすることで、仕事とプライベートの両立がしやすくなります。自分のペースで副業に取り組むことで、ストレスを軽減し、ワークライフバランスを向上させることができます。

これらのメリットは、副業を通じてさまざまな面での充実感や安定感を得ることができることを示しています。

会社員が副業をする上での注意点

副業をすることで会社からの給料に追加の収益が見込めることを説明してきましたが、一方で会社員が副業をする際には、以下のような注意点があります。

雇用契約や就業規則の確認

まず、現在の雇用契約や会社の就業規則に副業に関する規定があるかを確認しましょう。一部の会社では、副業を制限する規定がある場合があります。

副業許可の取得

副業をする場合、会社に副業許可を申請する必要があることがあります。これは、副業が会社の業務や利益に影響を与えないかどうかを確認するためです。

時間やエネルギーの管理

副業と本業の両立は時間やエネルギーの管理が重要です。副業が本業に支障をきたさないよう、両方の業務をバランスよくこなすことが必要です。

競合や利益相反の回避

副業が本業と競合する場合や、利益相反が生じる可能性がある場合は注意が必要です。自社の顧客や取引先に対して影響を与えないよう配慮しましょう。

情報漏洩や機密保持の徹底

副業をする場合でも、会社の機密情報や顧客情報の漏洩を防ぐことが重要です。副業の業務が本業の機密情報と競合しないよう、情報管理に十分な注意を払いましょう。

健康管理

副業をすることで労働時間が増える場合、過労やストレスが蓄積される可能性があります。適切な休息や健康管理を心がけ、健康を損なわないよう注意しましょう。

中高年のおじさんにとってはこれが最も気になるところ。ただでさえ本業のストレスが多い世代なので、副業で追加のストレスが発生しないように注意が必要です。

これらの注意点を踏まえて、副業を選択し、適切に両立させることが重要です。また、副業を始める前には、会社の上司や人事部門とのコミュニケーションを大切にし、適切なアドバイスや許可を得ることも大切です。

【まとめ】スキルのないおじさんが副業で稼ぐには

特別な資格を持っているわけでもなく、高度なプログラミングができるわけでもない、私のようなどこにでもいる中高年のおじさんでも、やり方次第ではそれなりに稼ぐことができることを説明してきました。

一方で副業には危険性や注意点、本業との兼ね合いなど事前に確認しておくべきことが多いのも事実。特に健康管理には注意が必要です。

まずはアンケートなどの簡単な副業から挑戦してみて、付き合い方を模索してみるのもいいかもしれませんね。

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